あっという間に、フランスのパリで行われていた2024年のオリンピックが閉幕しました。
日本代表選手たちが、たくさんのメダルを獲得し各メディアを賑わせていましたよね。
2024年のパリオリンピックでは、以前はあったものの見られなくなった競技があります。
そこで今回は、
- パリオリンピックで無くなった競技はなに？
- パリオリンピックで無くなった競技の廃止理由
- パリオリンピックで新たに追加された競技まとめ！
こちらを調査してまとめました。
パリオリンピックで無くなった競技はなに？
パリオリンピックでなくなった競技は、空手・野球・ソフトボールです。
花形スポーツともいえる野球も開催されなかったこともあってか、2024年のパリオリンピックはあっという間に閉幕したと感じた方も多かったのではないでしょうか。
前回2020年（実際の開催は2021年）の東京オリンピックでは、日本勢は空手では金と銀、野球・ソフトボールで金メダルを獲得していました。
日本勢が強いイメージのある空手・野球・ソフトボールの3つの競技が、2024パリ五輪では競技が無くなったのです。
前回の2020年（実際の開催は2021年）のオリンピックは東京で開催されたこともあってか、日本にルーツのある空手が正式種目として採用されていました。
2020年東京オリンピックのソフトボールも、上野由岐子選手を筆頭に強豪チームで参戦し、金メダルを獲得していました。
野球については日本では国民的なスポーツとして人気が続き、競技人口も減ったとはいえどメジャーリーガーの大谷選手の影響も否めないほどのまだまだ人気のある種目です。
2020年は東京オリンピックの野球競技でも、日本で活躍するプロ野球選手やメジャーリーガーを要して金メダルを獲得しました。
それではなぜ、空手・野球・ソフトボールのような注目されるスポーツが2024年のパリオリンピックでは開催されなくなってしまったのでしょうか。
パリオリンピックで無くなった競技の廃止理由
東京オリンピック2020にはあったが、パリオリンピック2024では無くなった空手・野球・ソフトボール、３つの競技の廃止理由を詳しく調べてみました。
空手
空手がパリオリンピック2024で競技種目ではなくなった理由は、
- 開催国フランスを含むヨーロッパ地域での競技人口の少なさ
- 若者たちの空手への関心の低さ
大きく二つあげることができました。
ヨーロッパ地域では、空手の競技人口がアジア系諸国と比べると極端に少ないことから、開催国側に配慮もあったようです。
さらには、空手が会場が一体となって盛り上がるタイミングがわかりづらい競技だと認識されているため、2024年パリオリンピックでは開催しない意向になった模様です。
野球
続いて、野球がパリオリンピック2024で競技種目ではなくなった理由は、
- 開催国フランスを含むヨーロッパ地域での競技人口の少なさ
- 野球が流行している地域が偏っている
- もともとオリンピックの正式種目ではなかった
このことが考えられていました。
野球は、元々はオリンピックの競技種目ではありませんでした。
現代では野球の世界一決定戦である『WBC（World Baseball Classic）』が世界野球ソフトボール連盟公認で開催されるなど、国際大会はオリンピック以外にも開催されています。
ヨーロッパでは野球の人気や強さは日米と比べると格段に落ち、スポーツは特にサッカーが盛んであることは明らかな事実です。
世界的な視野で平等に判断したところ、パリオリンピック2024では開催されない意向となっています。
ソフトボール
ソフトボールがパリオリンピック2024で競技種目ではなくなった理由は、
- 開催国フランスを含むヨーロッパ地域での競技人口の少なさ
- 参加国が少ない競技のひとつ
- もともとオリンピックの正式種目ではなかった
この3つが考えられています。
ソフトボールがパリオリンピック2024で開催されない理由は、第一にヨーロッパ地域では競技人口が少ないことがあげられています。
また、ほかの新たな競技が増加したことと、ソフトボールが元々の正式競技ではなかったことで注目されず、なくなったことが予想されました。
野球とソフトボールは、次回2028年にロサンゼルスで開催されるオリンピックでは、競技に復活します。
野球やソフトボールが好きな方は、次回のオリンピックを楽しみにしたいところですね。
パリオリンピックで新たに追加された競技まとめ！
パリオリンピック2024では、ブレイキンがオリンピック競技として初めて開催されました。
ブレイキンはストリートダンスとして生まれ、オリンピックではダンスバトルとして行われました。
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— TEAM JAPAN (@TeamJapan) August 11, 2024
オリンピックに新種目が開催されるルールには、若者を呼び込む競技であることと、コストパフォーマンスの良さも条件にあることが明らかになっています。
さらに、開催国での流行具合や競技施設の利用しやすさなども考慮されていることもわかりました。
ブレイキンでは、日本人選手から、湯浅亜実さんという金メダリストが生まれましたね。
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— TEAM JAPAN (@TeamJapan) August 9, 2024
続いて、パリオリンピックで新たに追加された競技をまとめました。
- マラソン競歩混合リレー（陸上競技）…競歩男子50kmに代わる種目。
- 女子の1階級追加（ボクシング）…男子の1階級に代わる種目。
- 男女カイト種目（セーリング）…男女2人乗りディンギーが混合種目となり、男子重量級ディンギー種目がなくなる。
- 混合スキート団体（射撃）…混合トラップ団体に代わる種目。
- 男女ボルダー＆リード複合、男女スピード（スポーツクライミング）…男女複合種目に代わる種目。
参照元：パリオリンピック2024ガイド
スポーツクライミングは、東京大会から新種目としてオリンピック競技となりました。
パリオリンピック2024からはスポーツクライミングが、クライミングするスピードを競う種目と、ボルダー＆リード種目に分かれた競技となったのです。
このことから、クライミングの選手たちは、より特技を生かしてメダル獲得を目指すことが可能になりましたよね。
まとめ
パリオリンピック2024でなくなった競技は、空手・野球・ソフトボールです。
どれも東京オリンピック2020の開催国日本が強いイメージのある競技でした。
新たに追加された競技は、ダンスバトルのブレイキン！
なんと、日本人女性の湯浅亜実さんが金メダルに輝いていました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
