福島市の南矢野目で97歳男性が運転する軽乗用車が歩道に突っ込み歩行者をはねたあと、車3台に衝突する事故がありました。
この事故で歩行者の40代女性は死亡。
運転していた97歳男性は逮捕されました。
- 97歳男性の顔画像
- 事故現場画像・地図
- 事故した車種は?
- なぜ免許返納しなっかたのか?
について調べてみました。
97歳運転手の顔画像や名前は?
事故を起こした97歳男性の顔や名前は報道されているのでしょうか?
調べてみると意外な人物でした。
97歳運転手名前は波汐国芳
福島市の97歳暴走事故の容疑者らしき歌人…原発より己れが危険物との自覚すらない。 https://t.co/7WBOK5dWSN
— 宮坂司露 (@miyasakas) November 19, 2022
97歳男性の名前は波汐国芳という名前と報道されました。
9日午後4時45分ごろ、福島市南矢野目の市道で、97歳の男が運転していた軽乗用車が、歩道を歩いていた同市八島田の調理師、川村ひとみさん(42)をはねた後、車3台に衝突した。川村さんは頭を強く打ち搬送先の病院で死亡。福島県警福島北署は20日、車を運転していた同市北沢又の無職、波汐国芳容疑者(97)を自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑で逮捕した。
引用:毎日新聞
波汐国芳容疑者は歌人だった!
波汐国芳容疑者(97)は歌人だったようです。
数カ月前に乗用車から軽乗用車に乗り換えたばかりだったようです。
しかし、車体は日を追うごとに傷だらけになり、車庫入れにも苦戦していたようです。
詳しい経歴やプロフィール、家族の情報はこちらの記事で記載されております。
事故現場画像
事故車種は?
97歳男性の運転していた車種は報道の写真からダイハツミラということがわかりました。
事故現場地図・画像
事故現場は福島市南矢野目西荒田のイオン福島店横のの市道での事故でした。
ところで、今回の運転手は97歳で逮捕されましたが、刑務所には入るのでしょうか?
97歳でも交通刑務所に収監出来る?
福島市南矢野目の死亡事故
被疑者97歳の運転手は交通刑務所に収監出来るのか?
亡くなった40代の女性の方のご冥福をお祈りするとともに遺されたご家族、子どもたちがあまりにも可哀想…()— 錦鯉 泳 (@nishikigoi2023) November 19, 2022
結論的には、97歳でも交通刑務所に収監はされます。
2020年8月に高知地検中村支部に放火未遂をした97歳男性には懲役5年の実刑判決が言い渡されています。
報道(朝日新聞デジタル・6月30日)によれば、高知地裁は6月29日、高知地検中村支部の建物を燃やそうとしたとして現住建造物等放火未遂罪に問われていた無職の男性(97)に、懲役5年(求刑7年)の実刑判決を言い渡した。
昨年8月、支部の男子トイレで、便器の中にガソリンなどの燃料入り容器を入れたうえ、ライターで火をつけ、便座を焼損させるなどしたという。
弁護側は、高齢による判断能力の低下などを理由に執行猶予をもとめていたようだ。この判決が確定して刑務所に入り、満期で出所したとき、男性は102歳になっている。
引用:弁護士ドットコムニュース
ですので、今回の97歳男性運転手も交通刑務所に収監される可能性は充分に考えられます。
しかし、法律では70歳以上の懲役者には、検察官が任意で刑の執行を停止できる場合が定められております。
今回の97歳男性運転手も刑の執行が停止される可能性もあると考えられます。
法律では、懲役や禁錮など刑の言い渡しを受けた人について、検察官が任意で刑の執行を停止できる場合が定められており、その一つが「年齢70歳以上」であるときです(刑事訴訟法482条2号)。
ほかにも、祖父母または父母が70歳以上または重病もしくは体が不自由で、ほかに保護する親族がいないとき(同条6号)、子または孫が幼年で、ほかに保護する親族がいないとき(同条7号)を定めていますが、社会福祉制度が充実した現代において、その適用はほとんど考えられないと思われます。
法務省訓令の執行事務規程によると、刑事施設の長や、刑の言い渡しを受けた人などから刑訴法482条各号に規定する事由による自由刑の執行停止の上申があったときに、検察官は、その事由を審査するとされています。
検察官は、審査の結果、同項に規定する事由がある場合であって、刑の執行停止が相当と認めるときに、執行を停止するとされています(同規程31)
※引用:弁護士ドットコムニュース
97歳の運転手はなぜ免許を返納しなかった?
世間の声は・・・
との意見が多くあがっております。
福島市イオン付近の事故、97歳とは言え免許返納出来ないんだろうな地方では。バスも本数少ない、歩いていけない、タクシーと言っても料金そこそこ取られる、子供や孫も協力してくれない。となると、自分で車運転するしかないんだろうね。
— ssk(エスエスケー) (@sskyeti) November 19, 2022
男性はなぜ免許を返納しなかったのでしょうか?
考えられる理由としては・・・
- 車がないと生活できない環境。
- 心身ともに良好で運転できると過信していた。
- 家族で運転出来るのがこの男性だけだった。
などの理由が考えられます。
高齢者には免許を返納の義務化するには、免許を返納しても生活できる環境整備が急務と感じられます。