人気漫画GANTZ作者の漫画家奥浩哉(おくひろや)さん(55)。
テレビ朝日系の仮面ライダーの新作『仮面ライダーギーツ』が『GANTZ』の著作権を侵害しているのではないか?
と疑問を呈するツイートをして波紋を呼んでいます。
- 奥浩哉さんのギーツに対する著作権の疑問点
- 『ギーツ』と『GANTZ』の共通点
について調べてみました。
奥浩哉が仮面ライダーギーツに言及!
今やってる仮面ライダーのプロデューサーさん、GANTZの著作権切れてると思ってるのかな笑
— 奥 浩哉 (@hiroya_oku) September 18, 2022
別に喧嘩したいわけじゃないんだけど…
呆れて笑って見てるだけなんだけど— 奥 浩哉 (@hiroya_oku) September 18, 2022
漫画家奥浩哉(おくひろや)さんが仮面ライダー新作の『ギーツ』に対して・・・
との疑問を呈するツイートをして波紋を呼びました。
しかし、制作側に抗議するつもりは今のところ無いようです。
『仮面ライダーギーツ』と『GANTZ』はそれほど似ているのでしょうか?
『ギーツ』と『GANTZ』の共通点は?
『ギーツとGANTZの共通点』について調べてみました。
結論的には・・
- ストーリの共通点
- コスチュームが似ている
ということでした。
詳しくみていきます。
『ギーツ』のストーリー
『仮面ライダーギーツ』は2022年9月から放送されているシリーズ最新作。
9/18までに3話まで放送されております。
内容は以下の通り。
【第1話】
1話 「黎明F:ライダーへの招待状」/就活生の桜井景和(佐藤瑠雅)はまたも面接に失敗。景和の姉・沙羅(志田音々)は弟を励まそうと大好物・たぬき蕎麦をご馳走する。しかし、沙羅は励ますどころか、大好きなセレブインフルエンサー・鞍馬祢音(星乃夢奈)のライブ配信に夢中だ。その時、景和と沙羅を分断する謎の透明な壁が出現。壁で区切られたエリアには、ジャマトと呼ばれる怪物があらわれ、運悪くエリア内にいた景和ら人々に襲いかかった。偶然近くで配信中だった祢音と逃げ惑う景和。いったい何が起きたのか!?そんな二人の前に現れた浮世英寿(簡秀吉)は、景和が止めるのも聞かずジャマトたちに近づくとドライバーにバックルを装填する!
【第2話】
2話 「邂逅I:宝さがしと盗賊」/デザイアグランプリで勝者「デザ神」となった英寿(簡秀吉)は、彼の理想の世界を叶えていた。そんな中、IDコアとデザイアドライバーを受け取り、デザイアグランプリに招待された景和(佐藤瑠雅)は、自宅で恐る恐るドライバーを装着。IDコアをセットするといきなりデザイア神殿の広間へ飛んでしまった。そこには祢音(星乃夢奈)、道長(杢代和人)、そして英寿の姿も…。彼らを含め様々な人たちが参加する、新たなゲームが始まろうとしていた!
【第3話】
デザイアグランプリから招集がかかった。第2回戦は「ゾンビサバイバルゲーム」。街に接近するゾンビジャマトの集団を撃破しポイントを獲得。市民が襲われる前にすべてのゾンビジャマトを倒し、スコアで最下位となった一人が強制的にリタイアとなるという。
ゾンビジャマトの群れ第1〜3ウェーブと3回に分けて出現し、第3ウェーブが終わるまでにすべてのゾンビジャマトを撃破しなければならない。戦闘中にゾンビジャマトに噛まれれば自分もゾンビになると聞き、景和(佐藤瑠雅)らは声を失う。
そんな景和らをよそに英寿(簡秀吉)と道長(杢代和人)は、ポイントが高い方が相手のバックルをもらうという勝負をすることに。
簡単にストーリーをまとめると
仮面ライダーチームVSゾンビ集団のサバイバルゲーム
ギーツ制作側は人気ゲーム【FORTNITE】をオマージュした発表しています。
主人公の浮世英寿(うきよ・えーす)らが、出自も目的も不明な謎の敵「ジャマト」の脅威から、街の平和を守るためのゲーム「デザイアグランプリ」に参加する様子を描く。公式サイトによると「ゲームの参加者たちが仮面ライダーに変身し、敵を倒したり、人々を救ったりすることで得られるスコアを競い合いながら、勝ち残ることを目指す」という。フォートナイトやApex Legendsが世界的にヒットし、子どもたちにも人気であることからゲームを舞台とした。
引用:https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2207/22/news212_2.html
という設定ですね。一方GANTZのストーリーどうなのでしょうか?
『GANTZ』のストーリー
GANTZは奥浩哉の代表作。
2004年にテレビアニメ化、2011年に実写映画化、2016年にフル3DCGアニメーション映画化、2018年1月には舞台化され上演されました。
2021年4月時点でシリーズ累計発行部数は2400万部を突破している大ヒット作品です。
GANTZのストーリーは以下の通り
ある日、高校1年生の玄野計は地下鉄のホームで小学生時代の親友だった加藤勝を見かける。正義感の強い加藤は線路上に落ちた酔っ払いを助けようとするが1人では抱え上げられず玄野に手伝いを求める。2人はホームに戻り損ね、線路に進入してきた電車に轢かれて死んでしまう。次の瞬間、彼らはマンションの一室にいた。そこには同じように死んだはずの人々が集められていた。部屋の中央にある謎の大きな黒い球。彼らは、その「ガンツ」と呼ばれる球に、理由もわからないまま星人を「やっつける」ように指示され、別の場所へと強制的に転送されていく。
ガンツのミッションを繰り返すうちに玄野はガンツでの戦闘に生き甲斐を感じ始め、加藤は星人を倒すことに躊躇し後手になりながらも参加メンバーの生存を優先する。しかし、そうした2人の行動が結果的に玄野以外全滅という最悪の事態を招く。
ただ1人生き延びた玄野は日常で恋人・小島多恵に生き甲斐を見出すようになりガンツからの解放を決意、ミッションでは加藤の意志を反芻しながら参加メンバーを引っ張っていく。次第にメンバー間には協調性が生まれ、情報交換や訓練を経て徐々に生存率も上がっていった。
その一方で、ミッションエリアが都市部へと近付くにつれて、星人側にガンツの存在が認知されるようになり、被害はミッションとは無関係な一般市民にも及び、さらにガンツのルールも曖昧になりはじめる・・・。
そしてついに100点獲得者が続出するまでになり、加藤は再生され、玄野はそれまでの活躍からメンバーの後押しもありガンツから解放される。
記憶を消されて解放されたことで普通の高校生として再び生き始めた玄野だったが、その存在はガンツの重要人物として星人側にも知られており、自宅を襲撃され殺されてしまう。
玄野という精神的支柱を失い、ガンツの仕組みそのものに疑問を抱き始め消極的になっていたメンバーに対して、加藤はミッションに巻き込まれた一般市民の救出に奔走する。
弟・歩のもとへ帰るため、そして玄野を再生するために身を挺して戦う加藤に感化されたメンバーの協力もあり、玄野は無事に再生される。玄野の再生に歓喜するのも束の間、ガンツを独自に調べていた西丈一郎から「カタストロフィ」の存在を示唆される。
漠然とした不安を抱えたまま再びマンションに集められると、部屋の明かりは消え、ガンツも故障したかのように様子がおかしくなっていた。転送先では多国籍のチームが混戦を極め、玄野たちも苦戦を強いられるが、半ば強制的にミッションは終了し、ガンツの球には「おわり」の文字が表示される。
そして空が赤く染まり「カタストロフィ」が始まる。それは今までの局地的なミッションとは異なり、もはや星人による大規模な侵略戦争だった。一般市民が屠殺や鑑賞用として捕獲されていく中、ガンツメンバーは装備を使って迎え撃つ。玄野は捕らえられた多恵を救う過程で初めて星人と意思疎通を行い、加藤たちガンツメンバーは「真理の部屋」へと転送され、それぞれガンツの真実を知る。
その後、玄野は自爆覚悟の星人から名指しで決闘を挑まれ最後の戦いに向かう。残っていたガンツメンバーの加勢に助けられながら、星人の額に玄野自ら突撃し止めを刺して倒す。しかし残っていた星人が自決し自爆装置を作動させてしまい、転送が間に合わず飛行ユニットで帰還、玄野と加藤は不時着し海を漂流する。浜辺に漂着すると2人は気を失い倒れかけるが玄野は多恵、加藤は歩に抱き支えられる。
引用:Wikipedia
GANTZのストーリーは「日本人に馴染むSF」を目指したといわれています。
ギーツはGANTZのパクリ?
奥浩哉が主張しているギーツとGANTZの共通点は以下になるかと思われます。
- 現実と非現実が交錯する世界観不条理とも言える死と隣り合わせの緊張感
- 個性溢れる登場人物が突然寄せ集められる
- 一般市民を巻き込む敵とのサバイバルバトル
コスチュームも似ている?
画像引用:Twitter
黒基調のコスチュームも似ているように感じますね。。。
奥浩哉に対する世間の声は?
GANTZの奥浩哉先生が今期仮面ライダーに物申すの、
去年のバイオハザード ・ヴィレッジの敵クリーチャーに映画「武器人間」の監督が「訴えはしないけど、やるなら何か言う事無くない?」って言ってた構図と似てる。
— けんけん (@kanaken_amlf) September 18, 2022
仮面ライダー GANTZ(奥浩哉)問題まとめ
ライダー好き「パクリ!?」
GANTZ好き「似てると思ってたんだよね」
特撮好き「ロボコンのガンツ先生((ボソッ…」
ライダー&GANTZ好き「言うほど似てない」
奥浩哉をよく知る人「鬼滅や呪術のときも嫉妬飛ばしてたよね。Twitterやって欲しくない」
— よち (@mokatugushin) September 18, 2022
仮面ライダーギーツにGANTZの作者の奥浩哉が噛みついた件、著作権という言い方は変だけど、パクリと言われても仕方ない領域とは思う。僕は昭和ライダーのコンセプトが好きなので、仮面ライダーにデスゲームをやらせるといった路線が、基本的に好きではない。戦隊は見るけど、ライダーは見ていない。
— 春山春斗 (@halt_haru) September 18, 2022